【イベント】突撃 ! 隣国(となり) の電動車

 



こんにちは !

名大パワエレ研 広報担当です !!




先週10/6(木)、

以前からたびたびお話していた

電気自動車の分解大会

無事に開催されました !


本日はそちらの報告記事です!


今年も大盛況でした !






本ブログでもたびたび触れていましたが、

(記事は こちらこちら )

今回の分解対象となったのは

NIO ES8


中国の新興電気自動車メーカ「NIO」発、

日本円にしておよそ1000万円の高級SUVです。

ぶんかいするのもったいないね




学生の身分でお目にかかることはまず無い一台ですが、

今回、お馴染み山本先生パワーによって

分解の現場に立ち会うことができました !!





多くのエンジニアの皆様が集まるこの分解大会ですが、

学生にとっても非常に貴重な機会です。





まず、

理論を超えた回路応用の実際

を知ることができるという点。



書籍、論文を通じて学んできた

千差万別のパワエレ回路中について、

どの回路が、どのように実装されるのか、

自分の手に取って、目で見て学ぶ。


これは、普段の研究室生活では

なかなか体験できないことです……!


回路図でこそこんな簡単にあらわされますが…

実際の製品基板はもっと複雑です…







もう一つは、

第一線で働く技術者の皆様から

多種多様な技術的知見を伺うことができる点。


勿論、われわれ学生はパワエレについて

講義等で体系的に学んではいます。


しかし、こと応用の場面ともなると、

一本の道として整備された知識だけでなく、

現場で培われたノウハウが非常に重要。



そのため、

・ 実際の製品を前にしていて

・ かつそれに精通した方がすぐ隣にいらっしゃる

という、今回の分解大会はまたとない好機 !



多くの技術者の皆様とのお話を通じて、


過去に似たような実装方法はあったのか、

それとも前例の無い斬新なアイディアなのか、

またそれは何を意図して行われているのか、


より効率的に考察を深められます !!







こんな事情もありまして、学生の方からも積極的に

分解、解析作業に参加させていただきました !




今回は高電圧部分に限らず

インパネ等の低電圧部も確認しましたが、

こちらも学ぶ部分が多く…


当研究室所属の高周波チームが

スマホ用ワイヤレス給電装置を引っこ抜いて

喜んでいたのも印象的でした 笑




今回の目玉は山本先生をはじめとする

プロの皆様による解析でしたが、


学生側でも、良い経験として

吸収していきたいところです!!